という方に向けて、「カメコを始めるためのロードマップ!【完全版】2024年!!」を作成してみました。
この記事を読めばカメコを始めて、推しに撮った写真をSNSで使ってもらえるようになります。
また、カメコをやってみたいという初心者の方の疑問や悩みを解決していきます。
イコラブやノイミー、最近では48グループなどもカメコ席を設置してカメコを導入しています。
乃木坂などもいつかカメコ席が出来るかもしれません。
そういう時に参考になる記事を書いていきますね。
※ホールやアリーナクラスのカメコ席を想定していますが、ライブハウスでも参考になると思います。
アイドルライブカメコを始めるためのロードマップ11点
それではアイドルライブのカメコを始めるためのロードマップです。
この記事では各ポイントについて簡単に紹介しています。
詳細についてはリンク先の記事に書いていますので、各ページをご覧ください。
カメコを始める上で大事なこと
カメコを始める前に知っておきたいことを紹介します。
気楽な気持ちで始めると後悔することがあるかもしれません。
お金がかかる
カメコをするとお金がかかります。
チケット代は一般席より割高になりますし、なにより機材が高価なものになります。
カメラやレンズのメンテナンス、データの保存機器など以外に大変です。
当日の荷物が多くなる点も注意が必要です。
カメコタイム中は曲に集中出来ない
カメコタイム中は、撮影することになります。
ファインダー越しに見ることは可能ですが、じっくり推しやパフォーマンスを見ることは困難です。
全曲カメコタイムのライブでは不完全燃焼になるリスクがある点に注意しましょう。
ライブが終わってからもやること(編集・投稿)がある
普通のライブだと楽しかったなと余韻に浸ると思いますが、カメコはライブが終わってからもやることがあります。
撮った写真の数は人それぞれだとは思いますが、1つのライブで数千枚は撮っているかと思います。
そこからベストな写真を選別して、レタッチして投稿するという作業をします。
投稿する義務はありませんが、載せた写真が推しやメンバーに使われると嬉しいものです。
目的や目標を持ってカメコに取り組む
カメコをする目的や目標は人それぞれだと思いますが、何か目的や目標を明確にして取り組みましょう。
目的や目標といっても自己満足の世界となります。
しかし、撮った写真を推しに使ってもらえるとカメコ冥利に尽きます。
1.カメコ席に申し込む
推しのアイドルライブでカメコをしたい場合は、カメコ席に申し込みましょう。
カメコ席は一般席や女性席などとは別枠で申し込むことが出来ます。
また、一般席に比べるとチケット代が高い傾向にあるので気を付けましょう。
カメコ席は先行受付しか申し込めないところもあるので注意しましょう。
一般席ではカメラは持ち込むことが出来ません。
カメコ席の位置
カメコ席の位置は、各グループや会場により異なりますがおおよそ1F中列辺りになります。
ホールコンサートの場合だいたい10列目~25列目ぐらいまでがカメコ席です。
ZEPPなどの立ち見の会場の場合は、2F指定席がカメコ席になることがあります。
参考までにカメコ席の位置画像があったものを掲載しておきます。
ステージから席が近いからとか座れるからという理由でカメラを持たずにカメコ席に申し込むのはやめましょう。
卒業コンサートなどでは前列でカメコが出来ることも
卒業コンサートなどでは、プレミア席で前列でもカメラの撮影が出来る場合もあります。
その分チケット代は高くなりますが、近い分望遠レンズが無くても写真が撮れます。
カメコ席でも普通にライブが見られるのか?
カメコ席でもカメコタイム以外では、普通にライブが楽しめます。
ペンライトやコールなどで楽しみましょう。
ただし、カメコタイム中はカメラの撮影に集中しましょう。
カメコタイム中は撮影の妨げになりますので、カメコ席でのペンライトは控えましょう。
カメコ席での禁止事項
カメコ席ではカメラで撮影出来ますが、ルールやマナーがあります。
上記以外にもカメコタイム中にカメコ席でペンライトやうちわ等撮影の邪魔になるものは控えましょう。
2.アイドルライブのカメコに必要なカメラを選ぶ
まずはカメコというだけあって、カメラが必要になります。
アイドルライブで満足いく写真を撮るにはある程度のカメラの性能が必要になります。
というのもアイドルライブでの撮影環境が問題になります。
遠くて(座席は運次第)、暗くて(室内で照明は曲による)、被写体が動き(パフォーマンス中のアイドルを撮る)ます。
その厳しい環境に耐えうるカメラが必要になります。
遠くても奇麗に撮れるカメラ(レンズ交換式のカメラ)
カメコ席に持ち込むことが出来るカメラとしては、一眼レフカメラやデジタルカメラになります。
そして、遠くを撮影するには高倍率のレンズに頼るしかありません。
そのため、距離に対応出来るカメラとしてレンズ交換式カメラ(一眼レフ、ミラーレス一眼)をおすすめします。
暗さに強いカメラ(高感度耐性に強い)
室内やライブ中に写真を撮るということもあり、日中の屋外よりも暗い場所で撮ることになります。
スマホでもいいので暗い場所で写真を撮ってみてください。
ぼやけた感じ(ざらざらとしたノイズが生じる)になると思います。
そういうぼやけた感じを少しでも抑えるためにも、暗い場所でも奇麗に撮れるカメラがおすすめになります。
高感度耐性に強いカメラは、常用ISOの最大値が大きいものがおすすめです。
動きものに対応出来るカメラ
アイドルライブのカメコは、パフォーマンスしている最中のアイドルを撮影します。
オートフォーカス性能が良いカメラを選びましょう。
発売時期が新しいほどオートフォーカス性能は良いです。
オートフォーカス性能が悪いとピントは合いにくいですし、手振れがあるとせっかくの写真がダメになります。
おすすめの機能としては、瞳AFと手振れ補正、連写性能があると便利です。
連写性能は人によっては必要無いという方もいますが、あった方がベストショットが撮れるチャンスが広がります。
画素数はそんなに重要ではない
カメラを選ぶ時に重要視してしまいがちな画素数ですが、カメコで撮る場合はそこまで重要ではありません。
奇麗に撮れる点やトリミングしても画像が奇麗な点などメリットもありますが、以下のデメリットもあります。
SNSに載せるくらいなら2,000~3,000万画素あれば十分に綺麗な写真が撮れます。
カメラに関してはこちらで詳しく説明しています。
【カメラの選び方】アイドルライブにおけるカメコおすすめのカメラ【初心者編】
続きを見る
アイドルライブのカメコでおすすめのカメラ(30万円台)
おすすめするのは、CannonのEOSR6markⅡとSonyのα7Ⅳ、NikonZ6iiiなどをおすすめします。
初めてのカメラが30万円台だと金銭的にきついかもしれません。
しかし、アイドルライブでカメコをするならこのクラスのカメラは持っておきたいです。
リンク先はカメラのキタムラの商品ページになります。
アイドルライブのカメコでおすすめのカメラ(20万円台)
20万円台のカメラでおすすめのものは、30万円台で紹介したカメラの型落ちの中古品です。
CannonであればEOSR6、Sonyであればα7iiiがおすすめ。
3.ライブカメコにおすすめのレンズを選ぶ
結論から申し上げますと、レンズは超望遠ズームレンズ(400mm以上)がおすすめです。
理由は、ある程度の望遠が必要な点とコスパの良さです。
結論から申し上げますと、CannonならRF100-500のレンズでSonyなら200-600のレンズなどがおすすめです。
倍率が足りなくてトリミングするより、寄ることが出来るので画素数も下がらなくてきれいです。
初心者には単焦点レンズよりもズームレンズ
初心者には特にこだわりがなければ、ズームレンズの方がおすすめです。
望遠単焦点レンズは、定価で150万円くらいします。
ズームレンズだといいものでも30万円台です。
単焦点レンズは高解像度で奇麗ですが、値段を考えると初心者が扱うには厳しいものがあります。
また、ズームレンズは、焦点距離を変えることによっていろんな画角の写真が撮れます。
指定席でその場から動けないので、ズームレンズの方が使い勝手がいいです。
レンズに関しては、こちらで詳しく紹介しています。
【2024年】カメコ席で失敗しないレンズの選び方【カメコ初心者必見】
続きを見る
4.購入するかレンタルするかを考える
カメコ席におすすめのカメラやレンズを紹介してきましたが、カメラやレンズは高額です。
ある程度のものを揃えるなら50万円以上は考えなくてはなりません。
カメコをする場合はカメラやレンズを購入するのかレンタルするのかを考えましょう。
初めての方や安く済ませたい方はレンタルがおすすめです。
レンタルだとカメラとレンズを借りて2泊3日で10万円以内に収まります。
レンタルだと安く借りられる
ある程度のカメラ本体やレンズを購入するとなると合計で60万円以上の費用が必要です。
ですが、レンタルだと2泊3日でカメラ・レンズそれぞれ1~2万円くらいから借りることができます。
まずはレンタルでカメコを経験することをおすすめします。
実際にレンタルしてみておすすめだったAPEXレンタルに関する記事はこちら
APEXレンタルを利用するべき?評判・料金・サービス内容を徹底調査【2024年】
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長く使うのであれば購入も検討
この先カメコとしてカメラやレンズを何度も使うのであれば、購入した方が結果的にお得になります。
というのもカメラやレンズは、中古でも高値で売ることが可能です。
なので何度もレンタルすることを考えたときにどちらがお得かを考えましょう。
カメラやレンズを購入するのであれば、カメラ専門店がおすすめです。
何度かレンタルしてみて、今後も借りると考えるなら早く購入した方が結果的には安くなります。
金利0%のショッピングクレジットという分割払いもあるので、まとまった資金がなくても利用できます。
5.カメコ撮影に対するSDカードについて考える
カメラとレンズは揃えたけど、カメラには周辺機器も揃える必要があります。
特に必要になるのが撮った写真を保存するSDカード(SDカード、SDHCカード、SDXCカード等)になります。
これは、カメラやレンズがレンタルであっても準備しておいた方がいいです。
費用を抑えたい気持ちもありますが、SDカードのランクを落とすと後悔することになります。
チェックする項目としては、容量と書き込み速度(読み込み速度)になります。
上位クラスのカメラ用のCFexpressカードというのもあります。
カメコ撮影のためのSDカードの選び方
カメコ撮影は風景写真や旅行の写真と違い、数分で何百・何千枚と撮ることになります。
そのため容量だけでなく、他の仕様もチェックしなければなりません。
予算次第ですが、ある程度の容量(128GB以上)と速度が速いSDカードを数枚用意しておくことをおすすめします。
SDカードは消耗品(劣化していく)ので大容量1枚よりもある程度の容量が複数枚の方が安心です。
容量
大は小を兼ねるです。
大きい容量(256G以上)を選びましょう。
容量が少ない場合、最後のいいところで容量が不足して撮れなかったということになってしまうリスクがあります。
そのため、SDカードの容量は大事です。
個人的な経験では、256GBあれば(1回のライブの場合)十分だと思います。
容量が足りなくて困るなんてことにはならないように、SDカードの容量は多め(複数枚)に用意しておきましょう。
書き込み速度・読み込み速度
撮った写真をSDカードに書き込む、SDカードのデータをPCやHDD等に読み込む速度になります。
書き込み速度が遅いとシャッターが切れない状況に陥ります。
そのため、連写をする場合は書き込み速度が重要になります。
読み込み速度は、SDカードからパソコンなどへデータを移行する時の速度になります。
何千枚もの写真を取り込む時に、何時間も要することになるため読み込み速度もある程度は必要です。
SDカードの選び方に関する記事は別記事に詳しく書いています。
SDカードの選び方【カメコ初心者におすすめ】アイドルライブ現場で後悔しないSDカード
続きを見る
6.カメコタイム時のカメラの設定
カメラ・レンズ・SDカードなど最低限の機材の準備が出来たところで、次はカメラの設定になります。
カメラの設定を間違えると、撮ったけど真っ白だったり真っ黒だったり、ブレが酷い写真になります。
どんなにいいカメラやレンズであっても設定を誤ると意味が無いので一番重要な項目です。
カメラの設定を事前に準備する理由
ミラーレス一眼カメラは、スマホでのカメラ撮影のようにただシャッターを押すだけではいい写真は撮れません。
その時の状況や明るさ、被写体の状況などを考えてシャッタースピードや絞り(F値)、ISOなどを設定していきます。
ライブのカメコの場合は、マニュアルモードで撮らないと失敗します。
ライブ中に設定を変更するのは大変なので、各項目を予め設定しておきます。
そうすることで、撮影時は撮影に集中出来るため安心して撮影が出来ます。
カメラで設定する項目
カメラの設定する項目として、7点あります。
ライブが始まる前や事前に設定しておきましょう。
それぞれ設定が気になる方はリンク先の記事を参考にしてみてください。
慣れてきたら、撮影時にISOやシャッター速度を変えみたりしてみてください。
カメラの設定に関しては、こちらで詳しく説明しています。
【アイドルライブカメラの撮影設定】カメコ経験者が教える撮影時に失敗しない設定(2024年)
続きを見る
7.撮影時のコツや注意事項について
実際にカメコの撮影していて思った、撮影時のコツや実際の注意事項について解説していきます。
撮影時のコツ
撮影時のコツとしては以下のものがあります。
初めての方だと誰を撮ろうかどういう構図で撮ろうか悩む余裕は無いと思います。
その時の表情やパフォーマンスは一瞬なので撮りまくりましょう。
もっと撮っとけばよかったと思わないようにしましょう。
カメコ撮影時の注意事項
カメコ撮影時の注意事項としては以下のものがあります。
動画やフラッシュを使っての撮影はそれぞれのライブの禁止事項に記載されていると思うのでやめましょう。
また、ライブで撮影している方は基本的に超望遠レンズはレンズが長いので左右に振り回すと当たる恐れがあります。
高額機材の破損や故障などがあると損害の可能性があるので気を付けましょう。
8.写真の選別
ライブ後の話になりますが、カメコで撮った写真をSNSに載せるために選別します。
カメラ機材や撮り方ももちろん大事ですが、選別作業が個人的には一番重要だと思っています。
どの写真を選ぶかによってアイドル本人に使えってもらえるかも変わります。
また、選別が早いとSNSにも早く載せることが出来ます。
おすすめの写真選別
おすすめというか例えば推しの写真を載せたいのであれば、普段のSNSでの写真だったり過去にカメコの写真を載せたものを見て勉強しましょう。
好みは人それぞれなので、自分の好みではなく相手が喜びそうな写真を選ぶのがおすすめです。
写真の選別については別の記事にまとめます。
9.撮った写真を現像(レタッチ)する
カメコで撮った写真は、基本的には現像(以下レタッチ)しましょう。
撮って出しでもいいのですが、見栄えをよくするために明るさや色味を修正します。
画像編集ソフトを使う
現像には有料のものと無料のものがありますが、画像編集ソフトを使うことをおすすめします。
おすすめはLightroomです。
月額1,000円ほどの費用は生じますが、機能が充実しておりスマホでも使うことが出来ます。
ライブ後にスマホでちょっと編集してSNSにアップするなど、スマホでも利用できるのは便利です。
ストレージ機能もあるのでおすすめ。
写真の選別がなによりも重要
レタッチの前にお気に入りの写真を選別していきましょう。
10.カメコで撮った写真をSNSにアップする
レタッチが終われば、SNSにアップしましょう。
SNS投稿は義務ではありませんが、推しやグループの認知度向上に繋がる可能性もあります。
また、メンバーに使ってもらえる可能性もあるので積極的に写真を投稿していきましょう。
共通のハッシュタグを付ける
各グループのカメコの共通ハッシュタグがあると思います。
そのハッシュタグを付けて投稿しましょう。
ハッシュタグを付けることで何のライブでの写真かを発信することが出来ます。
写っているメンバーのハッシュタグやメンションを付ける
写っているメンバーのハッシュタグやメンションを付けることも忘れてはいけません。
メンバー本人に見つけてもらうことと、メンバーを知ってもらうきっかけになるかもしれません。
11.プリントサービスやフォトブックサービスを利用してみる
写真を撮って、SNSにあげて終わりの方も多いかと思います。
もう一歩思い出として残すのであれば、プリントサービスやフォトブックサービスを利用するのもおすすめです。
写真プリントやフォトブック
写真プリントは1枚7円から、フォトブックも小さいサイズであれば500円以内で作ることが出来ます。
ネットで写真を選別して注文するだけなので、簡単にきれいな生写真が作れます。
ライブカメコまとめ
ここまでライブカメコに関することをまとめてきました。
初期費用や労力がかかりますが、自分が撮ったカメコの写真がメンバーに使ってもらえると嬉しいものです。
また、カメコは初めから上手く撮れるものでもないので、経験が必要です。
ルールを守って楽しいカメコライフを送りましょう。