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カメラの設定

【アイドルライブカメラの撮影設定】カメコ経験者が教える撮影時に失敗しない設定(2024年)

この記事は、カメコ撮影時に失敗しない撮影設定を紹介したいと思い記事にしました。

カメコ撮影時は先に設定を済ましておくことで、本番中は撮影に集中することが出来ます。

そこで、カメコ経験者である私が初心者の方におすすめのカメラの設定を紹介します。

この記事でわかる抑えておきたいカメラの設定

結論から申し上げますと、カメラの設定はカメラの性能やレンズの性能など人により異なります。

そこで、今回は初心者の方でも初めてのカメコ(ホールやライブハウス)でも失敗しない設定を紹介していきます。

撮影に慣れてきたら、本番中に設定をいじってみてオリジナルの設定を見つけてみてください。

この記事に載せている画像はNMB48の12周年ライブで撮ったものです。

また、初めてカメコ席に挑戦したいけど、カメラやレンズがないという方はレンタルがおすすめです。

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結論:おすすめのアイドルライブのカメコ撮影時のカメラの設定

まずは結論からになります。

設定項目設定値
撮影モードマニュアルモード(M)
シャッタースピード1/500
絞り(F値)基本は開放(一番小さい値)
ISO感度オート(慣れたら手動)
オートフォーカス

【顔+追尾優先】+【瞳オートフォーカス】

【コンティニアスAF】

連写設定高速連写設定(必要であれば)
記録画質RAW(+JPEG)

初めての方でわからない方は、参考にしてみてください。

実際にカメコで下記の設定で撮ったりしているので、大きな失敗はないです。

おすすめの設定を表にしました。

(初めてなら)カメコ撮影時はシャッターを押すだけにしておく

カメコは本番前にカメラの設定を完了させておきましょう。

カメラの設定を撮る前にしておけば、本番はAFの確認とシャッターを押すだけです。

カメコ撮影時は撮影に集中する

通常のポートレート撮影や風景写真だと設定を変える余裕はあります。

しかし、ライブのカメコはコンマ1秒が勝負なので設定を都度変える暇がありません。

撮影に集中する必要があります。

そのため、予め設定を変更しておきましょう。

撮影中でも多少の設定変更は出来ます。

失敗の写真例:一番避けたいのが被写体ブレ

ライブカメコをしている中で、一番多い失敗写真が被写体ブレになります。

というのもライブパフォーマンス中を撮影するので撮影時は、ダンス中で激しい動きになります。

左(スマホなら上)の写真は止まっているときに撮れたのでブレはありませんが、右(スマホなら下)は動いている時に撮ったのでブレています。

(シャッタースピード1/125で撮った写真(焦点距離400㎜、ISO1000程度))

顔はバッチリなのに、手先がブレていたりするとSNSに載せるか悩みますよね。

撮影モードやカメラの設定が間違っていると、ブレであったり写真が暗くなったりします。

そうならないためにも、おすすめライブカメコ撮影設定を参考にしてみてください。

おすすめ撮影モード設定:マニュアルモード(Mモード)

まずは撮影モードの設定です。

カメラの撮影モードにはオートモードやマニュアルモードなどあります。

カメラ上部のダイヤルでMやA、Pなどに切り替えることが出来る撮影モードです。

ライブで撮影するのであればマニュアルモードMがおすすめです。

マニュアルモードは各種設定を自由に決めることが出来ます。

マニュアルモードで設定出来るもの

  • シャッタースピード
  • ISO感度
  • 絞り(F値)

カメコ以外の普段の撮影では1枚ごとに考えて設定できますが、カメコでは時間がありません。

今回紹介する設定を事前に選択しておくことで、撮影時は撮影のみに集中することが出来ます。

マニュアルモードは難しい?

通常の撮影で使用する際では、マニュアル設定は難しいです。

光の当たり方や被写体、撮影環境に応じてシャッタースピードや絞り、ISOなどを変えて行わなければなりません。

写真家さんのような芸術的な写真を撮るためには経験も必要になります。

カメコは設定さえ決めておけば撮るだけ

しかし、ライブカメコでは基本的に1度設定した値をあまり変えることなく撮影するだけです。

事前に決めておくと、本番は基本的に特にいじる必要がなく撮るだけでいいので難しくは無いです。

慣れていけば、シャッタースピードやISOを自分で変えながら撮りましょう。

慣れてきたら設定をいじれるように

何度かカメコを経験して、慣れてきたらシャッタースピードやISOを変更してみましょう。

暗い照明やバラード系ならシャッタースピードを遅くしたり、ISOを上げてみる。

明るい照明やダンス曲ならシャッタースピード上げたり、ISOを下げてみる。

慣れることでオリジナルのベストなカメラの設定を見つけることが出来ます。

オートモードやその他のモードだとどうなるのか?

オートモードやその他のモードだと失敗するリスクが高いです。

オートモードだと極端に明るい写真か暗い写真になる可能性があります。

シャッタースピードやISOが変更される

オートモードだと暗い環境での撮影の場合、写真を明るくするためにシャッタースピードが遅く設定されます。

シャッタースピードが遅いと、失敗写真(被写体ブレ、手ブレ)が量産されます。

また、暗い環境の場合ISOも大きくなる傾向にあります。

ISOが大きくなると写真の表面がザラザラとしたノイズが発生します。

そうならないためにも、設定を固定出来るマニュアルモードで撮影します。

おすすめ撮影設定:シャッタースピードは1/500(1/320~1/640)

次に、シャッタースピードの設定です。

シャッタースピードは、カメラのシャッターが下りるスピードを計る値です。

分母の数字が大きいほど早いです。

速い被写体をブレなく捉えるのであれば、シャッタースピードは早い方が被写体ブレません

シャッタースピードは1/500がおすすめ

シャッタースピードは1/500がおすすめです。

シャッタースピードは撮影しながらでもダイヤルで変えることが出来ます。

そのため慣れたら1/500を基準として、照明や焦点距離(F値)からシャッタースピードを変えてみましょう。

1/500でもブレはありますが、この値を基準でいつも撮影しています。

シャッタースピードは曲ごとに変えるのがおすすめ

慣れてきたら曲調や照明によってシャッタースピードを変えるのがおすすめです。

カメコタイム中は何曲か撮ると思いますが、曲調や照明が異なる曲も撮ることになります。

照明が暗いバラード系ならダンスもゆっくりになると思うので、シャッタースピードを遅くしてみましょう。

また、照明が明るいダンス曲はシャッタースピードを速くしてみるとかいろいろ試してみるのもいいかもしれません。

曲調や照明によってSSを変える

  • バラード曲・照明が暗い・ノイズが気になる:シャッタースピード1/320
  • 基本設定:1/500
  • ダンス曲・照明が明るい・明るいレンズ:シャッタースピード1/640

曲調や照明によって1/320~1/640の範囲で変更するのがおすすめです。

それ以上、それ以下はあまりお勧めできません。

何度か撮ってみて自分にとってベストなシャッタースピードを見つけてみましょう。

ブレを無くすならシャッタースピードをもっと上げたらいいのでは?

確かに、シャッタースピードを上げると被写体ブレは無くなります。

しかし、シャッタースピードを上げると写真が暗くなります。

そこで、写真を明るくするためにISOを上げることになります。

ISOが上がると画質が悪くなる

ISOが上がり過ぎると写真は明るくなりますが、ノイズが目立ちます。

表面がザラザラした感じになり画質が悪くなります。

そのため、室内での撮影の場合に許容出来そうな速さの1/320~1/640がベストだと思います。

カメラの手ぶれは手振れ補正で回避

写真を撮る時に気を付けなければならないブレのもう一つが、手振れです。

ただ、最近のカメラやレンズは手振れ補正が付いていますので、手振れに関してはあまり気にしなくてもいいと思います。

実際、手振れで失敗した写真はあまりないです。

手振れ補正の付いていないカメラは、手振れ補正にも気を付けましょう。

おすすめ撮影設定:F値は小さく(絞りは開放で)

F値は簡単に言うと、カメラに取り込む光の量を数値化したものになります。

F値が小さいほど多くの光を取り込むことが出来るため写真が明るくなります。

ズームレンズの場合は基本的にF値が大きいためなるべく最小値(開放)に設定します。

シャッタースピード優先モードだと、オートで最小値になるので楽です。

明るさ優先(基本的には開放(一番小さい値)で撮る)

暗い写真より明るい写真がいいですよね。

室内など暗い場所でのライブ撮影になるため、F値を上げると写真が真っ暗になります。

反対に、F値を小さくすると明るくなります。

ボケ感が欲しいとかどうかよりも、まずは明るさ優先です。

基本的には、レンズにより異なりますがF値が一番小さくなる値である開放で撮りましょう。

背景がボケやすくなる

また、F値を小さくすると背景がボケやすくなります。

ソロショットなどは背景がボケた方がいい感じの写真が撮れます。

ただし、ホールコンサート等は超望遠レンズになるためボケ感は薄いです。

おすすめ撮影設定:ISO感度はオートに(慣れたらマニュアル)

ISO感度の設定はオートにしておきます。

理由としては、撮影中にISOを変えるのは慣れていないと難しいと思います。

下手したら真っ白・真っ暗な写真になります。

失敗写真を減らすのであれば、ISOだけはカメラに決めてもらうオート設定がおすすめです。

慣れてきたらマニュアルで撮れるように練習しましょう。

ISOの上限設定だけはしておく

ISOの上限は常用ISOの最大値ではなく自分で決めておきます。

この値がベストというのは無く、カメラの高感度耐性により異なります。

事前に部屋等室内で撮影・確認してみて、このくらいならいけそうだなというISO最大値の許容範囲を探してみてください。

ただし、ISOを上げ過ぎるとノイズが発生しやすくなる点には気を付けておく必要があります。

カメラの機種にもよりますが、ISO上限は32006400までがおすすめ。

現像(レタッチ)を行うなら

現像(レタッチ)を行うのであれば多少ISOを小さくして、暗めの写真でも大丈夫です。

レタッチで写真を明るくすることが出来ます。

ある程度の黒つぶれでもレタッチで修正することは可能です。

白つぶれはレタッチでも修正不可。

おすすめ撮影設定:AF(オートフォーカス)設定

AF設定ですが、それぞれのメーカーで名称が異なるためCanonでの設定になります。

基本的には、動く被写体を追いかけるオートフォーカス設定瞳オートフォーカスにしています。

AF設定も慣れてきたらいろんな設定を試してみるのもいいかもしれません。

顔+追尾優先(被写体を追いかけるオートフォーカス設定)

まずは被写体が動くため、被写体を追いかけるオートフォーカス設定がおすすめです。

動いている被写体をAFが追いかけてくれるので楽です。

キャノンの場合は、顔+追尾優先です。

瞳オートフォーカス

人の目にピントが合うようにしてくれる設定です。

アイドルを撮影するなら瞳にピントを合わせたいですよね。

最新のカメラだと搭載されているので、設定しましょう。

サーボAF(AF動作)

動いている被写体を撮影するときに、シャッターボタンを半押ししている間、被写体にピントを合わせ続けてくれます。

基本的に動いているアイドルを撮影しているので、常にピントを合わせ続けてくれる設定がおすすめです。

検出する被写体は人物

これは当たり前ですが、検出する被写体は人物に設定しているか確認しましょう。

動物や乗り物などになっていても撮れないことは無いですが、人物であるかのチェックは必要です。

おすすめ撮影設定:連写設定

初心者の方は連写設定(高速連写)がおすすめです。

連写は必要ないという意見もありますが、初心者の方はあった方が便利です。

というのも、ここだと思って撮った写真を見返してみた時に少し早かった、遅かったということもあるかもしれません。

失敗写真は増えますが、連写で何枚か撮ったうちの中にベストショットがある方がモチベーションも上がります。

事故画も見返すと楽しいです。

そのため、連写設定がおすすめです。

ライブカメコ連写設定

メカシャッターがおすすめ

連写設定のシャッター方式ですが、電子シャッターもありますが、メカシャッターにしましょう。

電子シャッターの方が1秒間当たりの枚数は多いです。

しかし、多すぎるため数秒でバッファが起きて次のシャッターが切れなくなることになります。

メカシャッターでも十分速いです。

そのため、メカシャッターがおすすめです。

高速連写がおすすめ

個人的には高速連写がおすすめです。

というのも、動きが激しいため1秒間でも表情や手の動き、髪の毛の動きが変わっていきます。

ベストショットが1秒間の中にあるとすれば、その瞬間を撮るなら高速連写だと撮れる可能性が高いからです。

ただし、気を付けるポイントがあります。

SDカードの容量に気を付ける

撮影枚数が増えるとSDカードの容量がすぐにいっぱいになります。

ライブでの撮影可能曲数は開演して見ないとわからない場合があります。

しかし、全曲の場合SDカードの容量が足りないと途中で容量がいっぱいになる可能性もあります。

連写はここぞというところに絞って撮りましょう。

バッファに気を付ける

連写しすぎるとバッファ(SDカードに書き込むための時間)が起きて、その間の撮影が出来なくなります。

連写を行う場合、SDカードもある程度の性能が求められます。

書き込み速度の速いSDカードであれば問題はないのですが、書き込み速度の遅いSDカードであれば買い替えましょう。

一度どの程度でバッファが起きるのかを事前に試してみる必要があります。

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そのため、高速連写設定でも通常は1回押す感覚(実際は数枚連写)で撮って、ここぞという時に数秒連写がおすすめです。

あとは、SDカードの予備があると安心です。

動画のような写真が撮れる

秒間14コマで撮ったものを繋げたものです(無加工です)。

連写でなければ撮れない写真です。

こういうウインクの瞬間などは連写で撮るのがおすすめです。

但し静止画で載せる場合は、連写分の7~8割くらいは載せることが出来ない写真にはなります。

記録画質はRAW(+JPEG)で(現像しないならJPEGだけでも)

撮影した写真の記録画質が、JPEG・HERF・RAWなど選べます。

基本的にカメコで撮った写真は、現像(フォトレタッチ)するのが通常なのでRAWがおすすめ。

自分好みに現像したいならRAW

撮影後に自分の好みに明るさを変えたり色彩を変えたい場合はRAWがおすすめです。

ノイズ調整やホワイトバランス、明るさ等変更することが出来ます。

上の写真はRAWで保存したものをLigthroomで現像したものです。

Ligthroomや各メーカー(CanonやNikonなど)の専用ソフトなどで編集できます。

カメラで撮った写真をそのままSNSに載せたいならJPEG

カメラで撮ったままを使う場合はJPEGで良いと思います。

編集もしなくていいので楽です。

またJPEGの場合、容量が少なくある程度の容量があるSDカードなら1枚だけで十分に撮影可能です。

両方の画像を記録できるRAW+JPEG

SDカードの容量が必要になりますが、両方の画像を記録出来るRAW+JPEGもおすすめです。

閲覧用にはJPEG画像、編集用にはRAW画像を使うなど、両方の画像を記録したい場合に便利となります。

両方の画像が保存されるので、その分保存容量は気を付ける必要があります。

PCやHDDなど容量不足になりやすいので注意です。

撮影時のコツ・ポイント

ここで、実際に撮影した後にこうすればよかったなと思ったことを紹介します。

撮影時のポイント

  • 縦撮り(縦構図)・横撮り(横構図)
  • 遠くの推しメンより近くのメンバーを撮る
  • ちょっと引きで複数人を撮る
  • 曲や振りを覚えておく
  • 電池や容量は余裕を持たせておく

縦撮り・横撮り

カメラを縦構図で撮るのか横構図で撮るのかになります。

どちらがおすすめかは人によりますが、個人的には縦撮りが多いです。

縦撮り(縦構図)

写真が縦長になる撮り方です。

カメラを縦(シャッターボタンが右下になるように)にして撮る方法になります。

自分の推しメンを見てくれといったように主役にスポットを当てて撮りたい場合は縦構図がおすすめ。

主にソロショットを撮る時に縦撮りにしています。

横撮り(横構図)

普通にカメラを構える写真の撮り方です。

ステージの横の空間を利用したり、他のメンバーとの絡みも撮りたい場合は横撮りがおすすめ。

横撮りして編集で縦構図だけを切り取る方法もあります。

遠くの推しメンより近くのメンバーを撮る

推しメンを撮りたい気持ちもありますが、座席から近いメンバーも撮りましょう。

推しメンが遠くのポジションの場合は、近くのメンバーの方がきれいに撮れます。

撮れ高が高い方を優先しましょう。

ちょっと引きで複数人を撮る

ソロショットもいいのですが、ちょっと焦点距離を短くして複数人を撮るのもおすすめです。

メンバー同士のわちゃわちゃを撮るなら引きで撮りましょう。

この場合は、横撮りがおすすめ。

曲や振りを覚えておく

これが意外と重要です。

この振り付けのシーンが撮りたいと思っていた場合、曲や振りを覚えておくと準備しておくことが出来ます。

覚えていないとシャッターチャンスを逃してしまうことが多いです。

電池や容量は余裕を持たせておく

撮りたいシーンで電池が無くなったり、SDカードの容量が無くなったら台無しですよね。

例え使わなくても、電池やSDカードの予備は持参していきましょう。

撮った写真は写真プリントがおすすめ

カメコで撮った写真をSNSで載せただけで満足することもあるかと思います。

せっかくだから写真プリントをしてみるのをおすすめします。

しろくまフォトであれば、1枚8円から100枚以上で送料無料です。

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ライブカメコ設定まとめ

今回紹介したのは、基本的なライブカメコ時のカメラの設定になります。

まずは、モードの選択です。

おすすめはシャッタースピードを自分で決めることが出来るマニュアルモードシャッタースピード優先モードになります。

というのも、カメコを体験してみて一番重要な設定はシャッタースピードだったからです。

理由は、シャッタースピードが遅いとパフォーマンスしているアイドルの被写体ブレが生じます。

それぞれのカメラの性能などにより異なることもあります。

今回紹介したカメラの設定を参考に自分なりの設定を見つけていくのもいいかもしれませんね。

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