【入学式・卒業式】カメラはレンタルすべき？後悔しない選び方＆おすすめ機種

入学式や卒業式は、お子さんの成長を実感できる貴重な一日です。

スマホでの撮影も手軽ですが、後になって「もっとキレイに撮影できたはず…」と感じるケースも少なくありません。

そこで注目したいのが、カメラのレンタルサービスです。

短期間だけ高性能な一眼カメラを利用できるため、スマホでは再現しにくい「画質」「ズーム性能」「手ブレ補正」などの機能を存分に活かした撮影が可能になります。

しかしながら、次のような疑問が浮かぶと思います。

3つのポイント

「どのカメラを選べば良いのか？」
「レンタルと購入、どちらが自分に適しているのか？」
「どのレンタルサービスがいいのか？」

本記事では、入学式や卒業式に最適なカメラの選び方やおすすめレンタルサービスについて、具体的なポイントを交えて徹底解説いたします。

ぜひ最後までご覧いただき、後悔しない撮影準備にお役立てください。

入学式・卒業式の撮影でカメラは本当に必要？

入学式や卒業式は、お子さんの成長を実感できる大切な節目になりますよね。

家族の思い出として写真を残したいと考える人も多いと思います。

しかし、「スマホで十分なのか？」「本格的なカメラを使うべき？」と迷うこともあるはず。

そこで、撮影シーンごとにカメラの必要性を考えてみます。

スマホカメラではダメなのか？画質やズーム性能の違い

最近のスマホカメラは性能が向上していますが、どうしても入学式や卒業式の撮影では限界があります。

特に気をつけたいのがズーム性能と画質の劣化です。

ズーム性能

式典では保護者席が後方になることが多く、遠くにいる子どもの表情をしっかり撮影するには高倍率のズームです。

しかし、スマホのデジタルズームは画質が荒くなってしまいます。

一方、一眼レフやミラーレスなら、光学ズームレンズを使うことで、画質を落とさずに遠くの子どもを鮮明に撮れます。

スマホにも光学ズームはありますが、限界があります。

画質の劣化

また、会場内の照明が暗い場合、スマホではノイズが多く、ブレやすいという問題もあります。

ノイズが多くなるとザラザラとした質感の写真になります。

一眼カメラなら大きなセンサー（フルサイズカメラ等）で光をしっかり取り込み、キレイな写真が残せます。

一眼レフ・ミラーレスで撮るメリットとは？

一眼レフやミラーレスカメラには、スマホにはない多くのメリットがあります。

特に以下の3点が大きな魅力です。

ポイント

高画質
遠くでも鮮明
ボケ感

高画質で思い出を鮮明に残せる

画素数だけで見ればスマホカメラと変わりませんが、一眼カメラはセンサーサイズが大きいので多くの光を取り込むことが出来ます。

そのことにより、細かい表情や服の質感まで鮮明に写せます。

ズームレンズで遠くの子どももバッチリ撮影

一眼カメラであれば、撮りたい物との距離に応じてレンズを交換することが出来ます。

そのため望遠レンズ（100-400mmなど）を使えば、遠くの席からでもしっかり表情をキャッチできます。

ボケ感のあるプロっぽい写真が撮れる

背景をぼかして、お子さんが主役の印象的な写真を撮ることができます。

スマホもボカすことは可能ですが、一眼カメラの方がより自然に背景をボカすことが出来ます。

特に、フォトブックやアルバムに残すなら、スマホよりもワンランク上の写真を残せる一眼カメラがおすすめです。

カメラはレンタルすべき？購入との比較

「せっかくならいいカメラを使いたいけれど、買うべきかレンタルすべきか？」と悩む人もいるでしょう。

実際にカメラやレンズを購入するとなるとそれぞれ20万～30万円くらいしますからね。

どちらが自分に合っているのか、コストやメリットを比較してみます。

カメラ購入 vs レンタル：コスト・手間・利便性を徹底比較

カメラを購入すると、一度買えば何度でも使えますが、それなりのコストがかかります。

一方、レンタルなら必要な時だけ借りられ、最新機種を試せるメリットもあります。

項目	購入	レンタル
初期費用	10万～30万円	1万円～3万円程度
メンテナンス	必要（バッテリー交換・清掃など）	不要
使う頻度	多い人向け	年に数回ならお得
最新機種	買い替えが必要	常に最新機種を選べる
メリット	いつでも使える	使いたい時だけ安く使える
デメリット	高額な費用が掛かる	使い方が慣れない

例えば、CannonEOSR8（ボディのみ）の新品価格は約22万円ですが、レンタルなら2泊3日で約18,700円で借りられます。

年に1回しか使わないなら、レンタルのほうが圧倒的にコスパが良いと言えます。

購入すべき人とレンタルすべき人の違い

どちらが向いているかは、カメラの利用頻度によって変わります。

購入すべき人

カメラを趣味にしたい・普段から写真を撮る機会が多い
家族のイベント（運動会、旅行など）で頻繁に使う
長期的に考えてコスパを重視したい

使う頻度が多い人は思い切って購入しましょう。

使わなくなったとしても、カメラは中古でも高値で買取してもらえます。

レンタルすべき人

入学式や卒業式などのイベント専用で使いたい
カメラの扱いに慣れていないのでいきなり購入するのは不安
高性能カメラを試してみたい（メーカーや機種を比較したい）

普段はスマホで十分という人はレンタルの方がおすすめです。

「たまにしか使わないけど、大切なイベントではしっかりしたカメラを使いたい」という人には、レンタルが最適です。

短期利用ならレンタルがおすすめな理由

レンタルには、単にコストが安いだけでなく、手軽さというメリットもあります。

使いたいときだけレンタルできるので、カメラを保管する手間や劣化の心配なし
最新機種が借りられるため、「どの機種が自分に合うかわからない」人でも安心
必要なアクセサリー（SDカード、バッテリーなど）もセットでレンタル可能で、すぐに使える

例えば、APEXレンタルで「ミラーレス推し活望遠セットR50・100-400mm」をレンタルすると、約14,280円ほど。

たった1万5千円程度でプロ並みの撮影ができるなら、コスパは非常に良いですね。

失敗しない！入学式・卒業式に最適なカメラの選び方

カメラをレンタルするにしても、どの機種を選べばいいのか迷う人も多いでしょう。

入学式や卒業式の撮影では、カメラの「オートフォーカス性能」「手ブレ補正」「暗所耐性」とレンズの「焦点距離（倍率）」が重要になります。

それぞれ詳しく解説します。

どんなカメラが最適？チェックすべきポイント

入学式・卒業式では、室内の撮影が多いため、一般的なイベントとは少し異なるポイントが求められます。

「オートフォーカス性能」で簡単に撮れるカメラとは？

カメラに慣れていない人でも、オートフォーカスが優秀な機種を選べば安心です。

オート機能が優れたカメラの特徴

「瞳AF（オートフォーカス）」 → 子どもの目にピントを自動で合わせる
「トラッキング性能」 →カメラが自動で被写体を検出
「連写機能」 → 子どもが動いても、ベストショットを逃さない

オートフォーカス性能は、発売時期が新しいものほど良い性能が搭載されています。

「手ブレ補正」が重要な理由

入学式・卒業式では、片手で撮影する場面が意外と多いです。

片手で撮るとブレやすくなるため、手ブレ補正付きのカメラを選びましょう。

📌 手ブレ補正の種類とおすすめポイント

ボディ内手ブレ補正 → カメラ本体がブレを吸収（例：Sony α7 III）
レンズ内手ブレ補正 → レンズの動きでブレを軽減（例：Canon RF24-105mm F4）
デュアル手ブレ補正 → 両方の補正を組み合わせ、最も安定

ランクが低いカメラはボディ内手振れ補正が無いカメラもあります。

暗所耐性が必要な理由

多くの入学式・卒業式は体育館や講堂などの屋内で行われるため、自然光が少なく、照明もそこまで明るくありません。

光量が不足すると、スマホやエントリークラスのカメラでは暗くなりやすく、ノイズが発生しやすくなります。

高感度耐性の高いカメラなら、ISO感度を上げても画質が劣化しにくく、明るくクリアな写真を撮影できます。

暗所に強いカメラの特徴

フルサイズカメラ（APS-Cよりフルサイズ）
常用ISOが大きい
最新の画像処理エンジン搭載カメラ

レンズの「焦点距離」はどのくらい必要？

式典では、保護者席が遠いことがほとんどだと思います。

最前列に座れることは稀なので、遠くまできれいに撮れるズームできるカメラが必須になります。

📌 最低でも「70mm以上」のズームレンズがあると便利！

望遠レンズ（70-200mm） → ステージ上の子どもを撮るならギリギリOK
超望遠レンズ（100-400mm） → 会場の後ろの席でも、子どもの表情をしっかり撮影

APS-Cのカメラの場合は要注意

先ほどの焦点距離はフルサイズカメラの場合になります。

APS-Cのカメラの場合、センサーサイズの関係で焦点距離が1.5倍（Cannonの場合1.6倍）換算になります。

サービス	特徴	レンタル期間
APEXレンタル	豊富な機種＆全国対応基本的に短期レンタル	基本2泊3日～
GOOPASS	月額制で長期間試せる短いワンタイムプランもある	サブスク（1か月）＆2泊3日～
カメラレント	リーズナブルサブスクプラン	サブスク（1か月）

レンタルする際の注意点＆失敗しない方法

カメラをレンタルするときに初めて利用する方の中には「思ったより高かった」「必要なアクセサリーを忘れた」など失敗する方もいます。

そのような失敗を防ぐために、事前に確認すべきポイントを紹介します。

事前に確認すべきポイント（在庫、レンタル期間、付属品）

カメラレンタルは便利ですが、予約が埋まることも多いため、早めの予約が重要です。

また、撮影当日に困らないように、以下の点をチェックしておきましょう。

✅ 在庫状況を確認する

卒業式・入学式シーズンは人気機種が品薄になることも
最低でも1か月前に予約しておくのが安心

サブスクサービスのレンタル品は品薄のものが多いです。

✅ レンタル期間を決める

前日から借りると余裕を持って準備できる
撮影後すぐ返却が難しい場合、1日延長プランも検討

例えば、APEXレンタルはレンタル期間の前日に機材を届けてくれます。

✅ 必要な付属品を忘れない

予備バッテリー（長時間の撮影には必須）
SDカード（容量は64GB以上推奨）
カメラストラップ（長時間撮影で手が疲れないように）

例えば、APEXレンタルでは「カメラ」をレンタルすると、付属品として予備バッテリー・SDカードが付いてきます。

付属品の有無も確認しておきましょう。

予備バッテリー・SDカードも忘れずに！

卒業式・入学式は長時間のイベントなので、バッテリー切れやSDカードの容量不足には注意が必要です。

📌 おすすめのバッテリー対策

バッテリーは2個以上用意（式典中に交換できるように）
モバイルバッテリーでUSB充電対応カメラを充電（Sony α7 IIIなど）

ミラーレスカメラは消費電力も激しいので、一日中撮りっぱなしだと2つは欲しいところです。

📌 SDカードの選び方

64GB以上の容量が2枚があると、RAW＋JPEG撮影でも安心
書き込み速度の速いUHS-II対応カードなら、連写でもスムーズ

スポーツやライブの撮影と比べると枚数的には多くならないと思いますが、万が一SDカードの故障を考えると2枚あると安心です。

レンタルではSDカードが付属しないことが多いため、事前にAmazonなどで購入しておくのがおすすめです。

SDカードはプライム会員デーやブラックフライデーなどのセール時に安くなることが多いです。

撮影前にしておくべき設定＆簡単な撮影テクニック

カメラをレンタルしたら、事前に設定を確認しておくと、当日慌てずに済みます。

🎯 撮影前に設定しておくべき項目

撮影モード
ISO感度
連写モード
シャッター音

✅ 撮影モード：「絞り優先モード（A / Av）」

背景をぼかしながら明るさを自動調整してくれる
F値は「4.0～5.6」がおすすめ（ボケ感とシャープさのバランス◎）

✅ ISO感度は「AUTO」に設定

会場の明るさに応じて自動調整されるので失敗が少ない

ISO感度の上限は決めておきましょう（ISO12800くらいがおすすめ）。

✅ 連写モードをONにする

大事な瞬間を逃さないために「高速連写」設定にしておく

連写で連続で撮りすぎると、しばらくシャッターを切れなくなるのでほどほどにしましょう。

✅ シャッター音をOFF（電子シャッターに切り替え）

静かな式典ではサイレント撮影を活用

特に、「子どもが卒業証書を受け取る瞬間」や「友達と並んでいるシーン」は、1回のシャッターではうまく撮れないことも多いので、連写を活用するとベストショットを残しやすいです。

まとめ：入学式・卒業式はレンタルカメラで最高の思い出を残そう

入学式・卒業式の撮影は、スマホでもできるけれど、ワンランク上のカメラで撮ると一生の思い出がより鮮明に残るものです。

💡 この記事のポイントまとめ 💡

✅ スマホよりも一眼カメラのほうが「画質・ズーム性能・手ブレ補正」で有利
✅ カメラをたまにしか使わないなら「レンタル」が圧倒的にお得
✅ おすすめカメラは「Canon EOS R8」「Sony α7 III」「Nikon Zf」
✅ レンタル時は「バッテリー・SDカード・シャッター音設定」を忘れずに

入学式・卒業式は、お子さんにとっても家族にとっても特別な瞬間。レンタルカメラを活用して、最高の思い出を残してください！

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