アイドルライブで撮ったカメコの写真データはどうしてますか?
撮った写真の保存については回数を積み重ねていくと、容量も大きいので悩むことになると思います。
そこで、今回は写真の保存方法とおすすめの記録メディア(HDDやSDD)について紹介します。
結論から申し上げますと、記録する方法についてはクラウドストレージや記録メディアなどがあります。
長期保存なら光メディア、
おすすめの記録メディアも紹介しますので、参考にしてください。
結論:おすすめの写真保存方法
結論から申し上げますと、HDDに一時保存した後にBD等の光ディスクに長期保存がおすすめです。
理由として、カメラで撮った写真は何千枚とあると思いますが使える写真は数百枚程度になると思います。
SDカードから一旦外付けのHDD等に移して、選別した後で長期保存におすすめの光ディスクに保存がデータ消失リスクも少なくなります。
外付けHDDやBD(DVD)等プレイヤーの費用は必要になりますが、月額課金のオンラインストレージに比べると支出は一時的なものになります。
また、写真プリントやフォトブックにするのもおすすめ。
おすすめの外付けHDD
容量と値段で決めましょう。
外付けHDDは3年程度で故障するリスクが高まるので比較的安いものがおすすめとなります。
今回は実際使っている外付けHDDとして【Amazon.co.jp限定】バッファロー 外付けハードディスク 4TB( HD-AD4U3)を紹介します。
1万円ほどで4TBの容量がありますし、Amazonベストセラー1位や評価数もあるのでおすすめです。
アダプターとコンセントを指すだけで使えるので、PC危機が苦手な方も安心です。
おすすめ外付けSDD
HDDだと読み込み書き込み速度が遅いので、少し容量は少ないけど速度が速い方がいい場合はSDDがおすすめ。
読み込み速度はHDDよりも約3.6倍速くなります。
カメコの場合いち早く現像してSNSに載せたいので速さは重要になります。
また、USBのように小さく持ち運びにも便利です。
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おすすめのBD
長期保存したい場合は「BD-R」がおすすめです。
「BD-R」は、1度書き込んだデータを消すことができませんが、容量いっぱいになるまでデータを書き足していくことが可能です。
さらに、1枚あたりのコストも安いのでコスパがいいです。
そのため、カメコの現場ごとの写真を長期間保存したい場合や、データを誰かに渡す場合などの利用用途におすすめです。
BDは容量や書き込み速度の速さと値段を考えて選びましょう。
外付けBDドライブ
PCにBDドライブが備え付けられていないならデータの書き込みが出来る外付けBDドライブがおすすめ。
また、付属ソフトとして書き込み出来るものがあるかどうかチェックが必要です。
パイオニア(Pioneer)ブルーレイドライブ USB3.2接続外付ポータブル (BDR-XD08MB-S)
写真の保存方法
写真データの保存方法としては4点あります。
各方法まとめ
記録媒体 | PC | HDD | SDD | ディスク | ストレージ | 写真プリント |
故障リスク | 中 | 高 | 中 | 低 | 低 | 無 |
保存寿命 | PCによる | 3~4年程度 | 5年程度 | 10~100年 | サービスによる | 劣化する |
価格 | PCによる | 安い | 高い | 安い | 月額制 | 1枚数百円 |
インターネット環境 | × | × | × | × | 〇 | × |
維持コスト | × | × | × | × | 〇 | × |
故障リスク | 中 (PC故障リスクも有) | 大 | 中 | 小 | 小 (サービスによる) | 無 |
メリット | 手軽に保存出来る 写真の整理等が楽 | 大容量で安い | 速度が速い (読み書き) | 長期保存 が可能 | 消失のリスクは少ない | 物理的に保存出来る |
デメリット | 容量次第では PC動作が重くなる | データ消失の リスクがある | データ消失の リスクがある | 保存の手間 がある | サブスク (月額課金) | 劣化する |
最終目的によりおすすめは異なる
最終目的は何かを明確にすることでおすすめの保存方法が明確になると思います。
短期の保存でいいのか、長期保存を求めるのか物理的に保存したいのかでおすすめは異なります。
PCに保存する
SDカードをPCとつないで、写真データを移す一般的な方法になります。
PC内ストレージが多いとおすすめです。
PCに保存するメリット
普通に取り込むだけで複雑な操作を必要としないため、PCの操作に慣れていない方でも比較的簡単な方法となります。
インターネット環境が無くてもPC内でフォルダ整理がしやすいことなどのメリットはあります。
PCに保存するデメリット
PCは、一見するとメリットが多いように思う保存先ですが、容量には注意が必要です。
大量に保存するとPCの容量が圧迫され、動作が重くなってしまいます。
PCには画像編集ソフトや他のソフトウェアも入っているため、大量保存には向いていません。
また、万が一PCが壊れてしまった場合、復旧に手間がかかる点もデメリットです。
記録メディア(外付け)に保存する
PCと並んで手軽なのが、外部の記録メディアに保存する方法になります。
外付けの記録メディアとしては、HDD・SDD・SDカード・BD等ディスクがあります。
それぞれの特徴は次の通りです。
大量の写真を保存するならHDD
写真を大量に保存するなら、大容量で割安な外付けHDDがおすすめです。
4TBで1万円ほどなので、写真だけでなく動画の保存でも十分です。
HDDのデメリット
衝撃に弱く、故障しやすい。
動作音や振動がうるさい。
速度を重視するならSDD
書き込み速度や読み込み速度を重視するなら外付けSDDがおすすめです。
HDDより割高になりますが、データの書き込みや読み込み速度がHDDと比べるとすごく早く感じます。
SDDのデメリット
HDDと比べると割高に感じる。
容量が多くないので、大容量を扱う方には不便。
長期保存を考えるなら光ディスク(BD・DVD)
HDDもSDDも故障するリスクがあります。
故障することでデータが飛ぶことを考えると、BDやDVDへ移すほうが安全になります。
光ディスクのデメリット
容量がSDDよりも多くないので、ディスク1枚ごとに保存していくため手間がかかる。
クラウドストレージに保存する
写真を全自動でバックアップしたい方には、クラウドストレージが向いています。
写真データはクラウド上にあるため、PCでもスマホでも複数の端末で共有するのにも適しています。
しかし、インターネット環境下でないと見返したいときに自由にアクセスできません。
また、ある程度の容量には維持コスト(月額課金)が必要になります。
2TBくらいだと月1,300円(年16,000円程)かかる計算になります。
1TBでいいのであればLightroomがおすすめ
写真だけでいいのであればLightroom(画像編集ソフト)と1TBのストレージが使えるAdobeのLightroomプラン(月額1,078円)がおすすめ。
撮った写真は現像(レタッチ)が必要になりますので、画像編集ソフトを使うことになります。
画像編集ソフトが使えて、1TBのストレージもあるのでおすすめです。
写真プリントやフォトブックとして保存
特にお気に入りの写真は、写真プリントやフォトブックにして保管しておくのも良い方法となります。
写真の色味や質感など、デバイス上ではなく物理的に手に取って見返せる楽しみはプリントならではのものといえます。
写真プリントやフォトブックを求めるのであれば、写真専門店のプリントサービスをおすすめします。
ネットでも注文でき、手頃な価格で購入できる点でもおすすめです。
デジタルデータは別に保存しておく必要がある
写真プリントは物理的に保存は出来る点ではいいのですが、デジタルデータは別に保存しておかなくてはなりません。
写真保存に対する注意点
写真の保存自体は難しい作業ではないのですが、写真データを保存・管理する際はいくつかの注意点があるので紹介します。
ここでは、写真を保存する際の主な注意点をまとめてみました。
できるだけ二重保存する(バックアップを取る)
「外付けHDDと光ディスク」・「外付けHDDとクラウド」のように、写真の保存は二重でバックアップを取ることをおすすめします。
デジタル機器の故障は、ある日唐突にやってくるかもしれません。
また、GoogleやApple等大手企業が運営するクラウドサービスはある程度安心できますが、絶対ではありません。
長期保存ならDVDやBD
耐久性でいえば、DVDやBD(ブルーレイディスク)の信頼度は比較的高く、長期保存に向いているといわれています。
BDドライブこそ少し費用はかかりますが、BD自体は安く近くの家電量販店でも気軽に手に入れることが出来ます。
書き込み作業の手間はかかりますが、写真や動画の保存に特化したサービスをうまく利用すれば、大切な思い出を手軽に守れます。
クラウドサービスは万全・万能ではない
クラウドストレージは月額課金さえ払えば使える非常に便利なサービスではあります。
しかし、ひとつのサービスに頼りすぎるのはおすすめ出来ません。
GoogleやAppleなど世界のトップ企業でありますが、何らかの障害でデータにアクセスできないケースは実際にあります。
また、復旧できずにクラウド上のデータが消失する恐れも否定できません。
不正アクセスによりクラウド上にある写真が消えるリスクももちろんあります。
月額料金を考えるとクラウドサービスはおすすめ出来ない
カメコを経験したことがある方ならわかるかもしれませんが、結構な容量が必要になります。
2日3公演だと600GBくらいの容量は必要になります。
そうなると安くても2TB月1,300円のプランに入る必要があります。
ランニングコストを考えるとおすすめは出来ません。
写真の保存方法まとめ
PC・クラウド・外付けHDDやDVDなど、写真の保存方法はいろいろあります。
写真を保存する最終目的によりおすすめの保存先は異なりますが、保存先をひとつにまとめるのは消失のリスクを考えると危険です。
なるべく二重のバックアップを行うか、長期保存に向いているDVDやBDなどを選ぶことも重要です。