
「アイドルのライブ中、推しの最高の表情をしっかり撮りたい!」
と悩んでいませんか?
この記事では、カメコ席などでアイドルライブを撮影したい初心者の方向けに、カメラの選び方とおすすめ機種をわかりやすく紹介しています。
「ライブ撮影って難しそう…」という不安を解消しながら、あなたにぴったりの1台がきっと見つかります!
結論:「どんな写真を撮りたいか」で選ぶカメラは変わります!
アイドルライブの撮影といっても、「SNSに映えるアップを撮りたい」「会場の雰囲気ごと残したい」「とにかくまず試してみたい」など、目的は人それぞれ。そのため、あなたが求める“写真のクオリティや撮影スタイル”に応じて、最適なカメラは変わってきます。
結論に、目的別のおすすめタイプをまとめました。
- とびきりキレイな写真を撮りたい!
→ 高画素モデル+明るい単焦点レンズがおすすめ
→背景がきれいにボケて、アイドルの表情までくっきり。撮った写真を作品のように残したい人向けです。 - 動きにも強く、暗所でも失敗しにくい万能型がいい!
→ ミドルクラスの高感度耐性モデル+高額ズームレンズ
→AF性能・連写・暗所性能がバランスよく、初心者〜中級者に人気。ライブ撮影に最適な1台です。 - まずは撮ってみたい・入門用に試したい!
→ エントリーモデル+標準望遠ズームレンズでOK
→価格も抑えめで操作も簡単。レンタルから始めて「カメコ体験」をしてみたい方にピッタリです。
このように、「どんな写真を残したいか」をはっきりさせることで、あなたに本当に合ったカメラが見えてきます。まだ迷っている方は、まずはレンタルで実際に試してみるのもおすすめですよ!
APEXレンタルについてはこちらで詳しく説明しています。一眼カメラを短期間レンタルならAPEXレンタルがおすすめ2022 (heroismlog.com)
結論:「写真イメージ」と「資金計画」を合わせて考える
アイドルを撮るなら、まずは「どんな一枚を残したいのか」を具体的に思い描いてみましょう。大きく分けると、目指すイメージは以下の3つに分類できます。
- とにかく高画質な一枚を撮りたい
- 妥協せず、そこそこ本格的に撮りたい
- とりあえず推しの姿をしっかり記録できればOK
次に考えるべきは、その理想を叶えるためにどのくらいの予算をかけられるかという点です。高画質を追求するには、カメラ本体だけでなく、描写力の高いレンズへの投資も欠かせません。当然、カメラのスペックは価格に比例するため、どこに重きを置くかが重要になります。
つまり、〈理想の写真イメージ × 予算〉の交差点こそが、ライブ撮影カメコにとっての“ベストなカメラ選び”と言えるのです。
理想の写真イメージを明確にしよう
まずは「どんなシーンを、どんな質感で残したいのか」を具体的に思い描きましょう。これを言語化しておくと、後の機材選びで迷いません。たとえば──
イメージ | 具体例 | 必要スペックの目安 |
---|---|---|
圧倒的な高画質 背景ボケ | ・メンバーの目の輝きや肌の質感までくっきり描写したい ・大判プリントや写真集に耐えるデータが欲しい | 高画素フルサイズセンサー+F2.8単焦点 |
高画質とコスパを両立 (ミドルクラス) | ・室内での撮影でも画質は妥協したくない ・望遠側も確保してライブ全域をカバー | Canon EOS R6 Mark II+RF 100-400 F5.6-8 (または α7 IV+70-200 F4、Z6 II+70-200 F4 など) |
軽さとコスパ重視 | ・まずは低コストで「カメコ」を体験 ・レンタルという手段も | エントリーAPS-C+キットズーム/中古を購入 レンタルならミドルクラスも可 |
この「理想イメージの棚卸し」が、次章で扱う「予算設計」と合わさることで、あなたに最適なライブ撮影カメラの選択肢がクリアになります。
資金管理|「総予算」をボディ+レンズ+αで設計する
次に予算を考えてみましょう。いい写真を撮るならある程度のカメラやレンズのクラスが必要になります。
予算帯 | 想定コストの内訳 | 具体例(新品価格の目安) | こんな人におすすめ |
---|---|---|---|
エントリー:総額 25万円前後 | ボディ 15万/望遠ズーム 10万 | EOS R10+RF100-400mm Z50II+DX 50-250mm など | 「まずカメコ体験」派 最低限の機材 |
ミドル:総額 60万円前後 | ボディ 30万/RF100-500や70-200 F4 30万 | EOS R6 Mark II+RF100-500mm α7 IV+70-400 F4 G2 ほか | 画質・操作性・望遠域のバランスを取りたい中級者 |
ハイエンド:総額 約250万円前後 | ボディ 50万~+ 大口径望遠単焦点 200万 | EOS R5II+RF400 F2.8L IS α7R V+FE 400mm F2.8 GM OSS など | 高感度・高速AFで“一瞬”を切り取り、作品集や商業用途にも耐える究極志向 |
一度にカメラとレンズを揃えるのが大変な場合は、レンズのみレンタルという方法もあります。
資金計画チェックリスト
- レンズ比率は50〜80%が鉄則:とくにハイエンドはレンズが主役。
- 周辺費用も考える:ハイエンド機は記録媒体(CFexpressメモリーカード)も高価。
- 中古・レンタルを併用:ミドル以下なら中古で −30%、ハイエンドレンズは短期レンタルで負担軽減。
- 目的と頻度で“回収”を計算:月2現場×1年でいくら価値を生むか可視化。
- 遠征費・チケット代込みで年次予算を立てる:機材が揃っても現場に行けなければ宝の持ち腐れです。
カメラ選びは“費用”ではなく“作品への投資”になります。
エントリー25万・ミドル60万・ハイエンド250万を目安に、ボディ・レンズを考えれば、現場で「もっと遠くを寄れたのに…」と後悔する確率は激減します。理想の一枚を叶えるためには、写真へのこだわりと財布のバランス感覚が何より大切です。無理のない範囲で、あなたにとってベストな組み合わせを見つけて、最高のライブ撮影ライフをスタートさせましょう。
ここからは初心者~中級者を対象にしたライブ撮影(カメコ)おすすめカメラ機材の選び方等を紹介していきます。
アイドルライブ撮影に適したカメラの選び方(性能や特徴など)

ライブでの撮影に適したカメラの選び方を紹介します。
まずは、ライブ撮影の環境特性を理解することが、最適なカメラ選びの第一歩です。
このように、ライブでのカメコ撮影は非常に過酷な条件下で行われるため、それに適したスペックのカメラが必要です。
この4つのポイントを押さえたミラーレス一眼を選ぶことで、初心者でもライブ撮影の成功率がぐっと上がります。次に、なぜこのポイントを押さえる必要があるのかを解説していきます。
高感度耐性に強いカメラなら暗所でも安心
ライブ会場は基本的にアリーナやホールなどの薄暗い屋内が多く、撮影環境としては決して良好とはいえません。さらに、望遠レンズを使用することでF値が大きくなり、シャッタースピードも確保が必要なため、写真が暗くなりやすいという課題があります。
このような場面では、少しでも明るく撮るためにISO感度を上げる必要があります。ISOを上げないと写真が暗すぎてシャッターが切れないということもあります。(ISOに関してはNikonのページをご覧ください:ISO感度をマスターしよう | Enjoyニコン)
ただし、ISO感度を上げ過ぎるとノイズ(ざらつき)が発生し、画質が劣化します。そのため、ライブ撮影では「高感度耐性に強いカメラ」を選ぶことがとても重要になります。
高感度耐性に強いカメラであれば、ISOを上げてもノイズが少なく、暗い環境でも鮮明な写真を撮影できます。カメコ初心者にも安心しておすすめできるポイントです。
高感度耐性に強いカメラとはどういうカメラかというと次の3点です。
常用ISO感度が高いカメラ
各メーカーの製品ページを見ると、スペック欄に「ISO 100〜32000」などと記載があります。この「常用ISO感度」の上限が高いほど、暗所での撮影に強いとされています。
目安としては、常用ISO感度の上限が51,200以上あるモデルが理想です。ただし、どれだけ上限が高い方がいいといってもISOを上げていくとノイズは発生します(目立ちにくいだけ)。
※ただし、ISO性能はメーカーやセンサー設計によっても変わります。
フルサイズのセンサーを搭載している

メラには「フルサイズ」「APS-C」など、センサーサイズの違いがあります。このセンサーは、レンズから受けた光を画像に変換する重要なパーツです。
一般的に、センサーサイズが大きいほど多くの光を取り込めるため、フルサイズセンサー搭載機の方が高感度に強く、ノイズも出にくいという特長があります。
ただし、フルサイズ機は高価格帯になるため、予算に応じてAPS-Cセンサー機でも十分対応可能です。
画素数が低い
意外に思われるかもしれませんが、画素数が高すぎるカメラはノイズが目立ちやすい傾向があります。高感度耐性を重視するなら、2,000万〜3,000万画素程度がちょうどよく、ライブ撮影にも十分な解像度です。
解像度よりも「暗所でブレずにしっかり撮れる」性能を重視しましょう。
AF性能は最重要!特に「瞳オートフォーカス」は必須
ライブ中のアイドル撮影では、一瞬の表情や動きをブレずに捉えることが求められます。そのために最も重要になるのが、AF(オートフォーカス)性能です。
ピントが合っていない写真はどれだけ構図が良くても「使えないカット」になってしまうため、AF性能はカメコカメラ選びの最重要ポイントと言っても過言ではありません。
最新モデルを選ぶ最大の理由=AF性能の進化
AFには「高速AF」「トラッキングAF(追尾)」「広範囲AF」などさまざまな種類がありますが、どれも最新機種ほど精度が高く、スピードも速くなっています。
カメラの買い替えやレンタル時に“最新モデルをおすすめする最大の理由”は、まさにこのAF性能の進化にあるのです。
瞳オートフォーカス(Eye AF)は必須機能
「瞳オートフォーカス(Eye AF)」は、被写体の瞳に自動でピントを合わせてくれる機能です。動きが多いアイドルの撮影では、この機能があるかどうかで“撮れ高”が大きく変わります。
特に以下のような特徴があります。
- 表情の細かな変化にもピントを合わせやすい
- ポートレート的なアップ写真に強い
- 最新のミラーレス一眼には高精度な瞳AFが搭載されていることが多い
瞳オートフォーカスもここ数年のカメラには搭載されているので、確認しておきましょう。
トラッキング性能(被写体追尾)もチェック!
「トラッキングAF(被写体追尾AF)」とは、動く被写体をカメラが自動で追い続けてくれる機能です。ライブ中のアイドルは常に動いているため、トラッキング性能の高いカメラは非常に心強い存在です。
優れたトラッキング性能があると:
- ステージ上を動くアイドルをしっかり追いかけられる
- フレーム内を移動してもピントを外しにくい
- ピント調整に時間を取られず、構図に集中できる
こちらも最新モデルほど精度とレスポンスが高く、価格に比例して性能差が出るポイントでもあります。
手ブレ補正はライブ撮影に必須の機能
ライブの撮影を終えて写真を見返したとき、ブレた写真ばかりだったらショックですよね。特にカメコは、長時間カメラを構えたままの状態で撮影するため、腕や肩が疲れてきて手ブレが起きやすくなります。
ライブの本番中は撮り直しができないし卒業コンサートであれば尚更、ブレを防ぐ対策は撮影前にしておくべきです。
そこで重要なのが、カメラ本体に手ブレ補正機能が搭載されているかどうかになります。
最近の中〜上位機種にはボディ内手ブレ補正が備わっていますが、古い機種やエントリーモデルでは非搭載の場合もあるため注意が必要です。購入やレンタル時には、必ず「手ブレ補正あり」のモデルを選びましょう。
被写体ブレは「シャッタースピード」で対策しよう
ブレには「手ブレ」とは別に、被写体ブレというものもあります。これは、アイドル(被写体)が動いた瞬間にピントが合っていても、速すぎて動きについていけずにブレてしまう現象です。
この被写体ブレを防ぐには、シャッタースピードを速く設定するのが基本です。例えば、1/500秒以上など速めの設定にすると、動きのある被写体もくっきり写せます。
ただし、シャッタースピードを上げすぎると写真が暗くなるため、次のような調整が必要になります。
- ISO感度を上げる
- 明るいレンズを使う
完全に防ぐのが難しい場面もありますが、ある程度の被写体ブレは“ライブ感”として許容する意識も大切です。
高速連写できるカメラなら「奇跡の1枚」が撮れる!
ライブ中の一瞬の表情やポーズ、衣装や髪のなびき方などは、コンマ1秒単位で変化します。だからこそ、連写性能が高いカメラを選ぶことで、“最高の瞬間”を逃さず捉える可能性がグッと高まります。
たくさん撮った中から後でベストショットを選べるので、撮れ高(良い写真の打率)も大きく向上します。
連写性能の目安と見方
カメラのスペック欄には「○コマ/秒」といった連写速度の表記があります。ライブ撮影を想定するなら、最低でも10コマ/秒以上のモデルがおすすめです。
特に連写に強いメーカーとしては、Canon(キヤノン)が評判です。AF追従しながらの高速連写性能に優れており、ライブ撮影との相性も抜群です。
連写性能に関してはCannonのカメラがおすすめです。
連写にはデメリットもある。事前に備えよう
連写はとても便利な機能ですが、使い方によっては注意点もあります。
- 写真データが大量に増える
→ 撮る枚数が増えるので、容量の大きいSDカードが必要になる - 撮った写真の選別に時間がかかる
→ 撮影後の作業時間が増える - 連写しすぎるとバッファが溜まり、撮影できない時間が発生
→ 一時的にシャッターが切れなくなることがある
このようなトラブルを防ぐためには、高速書き込み対応のSDカード(UHS-II対応など)を使用することが大切です。また、撮影中もこまめに連写を区切る意識を持ちましょう。
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【2025年版】カメコ初心者向けSDカードの選び方|ライブ撮影で頼れる1枚はこれだ!
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ライブカメコであまり重要ではないカメラの性能・機能
ライブのカメコではあまり重要視しなくてもいい性能・機能があるので紹介します。
画素数はそこそこあればいい
ライブのカメコで使用するカメラの画素数はそこそこあれば十分です。6,000万画素や4,500万画素も必要ありません。
2,000~3,000万画素でも十分に奇麗に写ります。
ただし、画素数が多いと画面の一部を切り取って拡大(クロップ)した場合でもある程度の画素数が保たれているのできれいです。
A4サイズ以上にプリントアウトする場合は高画素の方が優れています。
画素数が多いことによるデメリット
画素数が多いと暗所に弱く、ノイズがのりやすい傾向にあります。
そのため、ライブ会場などの暗所での撮影だとリスクがあります。
また、高画素の場合は写真1枚1枚の保存データの容量が大きくなります。
SDカードの問題やPCへのデータの転送、編集などのデメリットがあります。
実際は趣味で楽しむ分であれば、2,000~3,000万画素あれば十分です。
写真プリントだと通常の生写真サイズであれば200万画素あればきれいにプリントできます。
動画性能は軽視してもいい
カメコの現場では、基本的に動画の撮影は禁止されています。そのため動画性能は気にしなくても大丈夫です。
まずは、静止画性能に優れたカメラを選びましょう。
最近のカメラは動画性能も良くなってきいますね。
液晶の構造(バリアングル式・チルト式)はどちらでもいい
液晶画面の構造がバリアングル式とチルト式の2種あります。
ライブカメコの場合、ファインダーを覗いてひたすら撮るだけなのでバリアングル式かチルト式であるかはあまり関係ありません。
メーカーにもよりますが、お好みで選びましょう。
液晶の構造は好みで選んでも大丈夫です。
おすすめカメラ:ミラーレス一眼カメラ

まず結論から申し上げますと、カメコおすすめカメラはミラーレス一眼カメラ一択です。
その中でも比較的発売時期が最近のミドルクラス以上のカメラがおすすめです。
その理由としては次の通りです。
写真が撮れたらどんなカメラでもいいと思うかもしれませんが、カメラは野球で例えると打率を上げるものだと考えてください。
どれだけバットにボールが当たってもヒットにならないと意味がありません。
カメラ選びを間違えると打率(良い写真を撮る比率)が下がります。
なぜ最新のミラーレス一眼カメラがおすすめなのか?
最近のカメラ市場では、ミラーレス一眼カメラの新商品が続々と発表されています。
最新のカメラはオートフォーカス性能の向上や手ぶれ補正機能など初心者の方の方にも使いやすい技術が搭載・改良されています。
撮りやすく軽いのが最新のミラーレス一眼カメラになります。
古くても4~5年以内に発売されているものを選びましょう。
一番のおすすめポイントはファインダーの見え方
また、ミラーレス一眼カメラの一番のおすすめはファインダーの見え方です。
ミラーレス一眼カメラはファインダーを除いたときのおおよその画がそのまま写真データとして残ります。
言い換えると、色や明るさが調整された撮影画像をファインダーに映し出して、その時の写真の仕上がりを見ながら撮影できるという感じです。
そのため、写真が明るすぎたり暗すぎたりが事前にわかるので失敗するリスクが下がります。
例えば、ISOを撮影中に変えて撮影する場合に一眼レフカメラだと経験が無い場合に、白飛び(黒つぶれ)して真っ白(真っ黒)になって失敗する可能性が高いです。
なぜレンズ交換式カメラがおすすめなのか
レンズ交換式カメラであるため、レンズ次第でどんな写真でも撮ることが出来ます。
アイドルライブのカメコの場合は、ステージ上のアイドルを撮影するため望遠レンズが必要になります。
別のライブでは比較的近い席になったりもします。
その場その場にあったレンズを用意することで納得のいく撮影をすることが可能です。
そのため、レンズ内蔵型のカメラよりも融通が利く点がおすすめです。
おすすめのレンズについてはこちら【カメコ席おすすめレンズ】アイドルライブ(初めての方必見) (heroismlog.com)
内蔵式カメラだと決まった焦点距離しか撮影出来ない
レンズ交換式カメラとは別にコンパクトデジタルカメラのようなレンズ内蔵型カメラがあります。
レンズ内蔵型カメラは決まった焦点距離しか撮影出来ないため、遠い場所の撮影等難しいことがあります。
ミドルクラス以上のカメラがおすすめの理由とは?
アイドルライブのカメコをする場合は、そこそこの性能を持ったカメラがある方が満足いく撮影が出来ます。
そのため、アイドルのライブカメコとしておすすめは、ミドルクラス以上(価格として30万円前後)のカメラになります。
エントリーモデルと呼ばれるカメラはAF性能や手振れ補正、その他性能が劣る部分があります。
そういった劣る部分があると、アイドルにピントが合わない、ノイズが酷い、連写が遅いなど不満が生じることになります。
よって、ある程度の性能が備わっているミドルクラス以上のカメラがおすすめになります。
エントリーモデルのカメラでも撮れないことはないですが、打率(使える写真の割合)が低くなります。
プロ機は必要ない
では、一番高性能カメラを買えばいいのかと言えばそうでもありません。
例えば、R1・α1・Z9などプロ機と呼ばれる高価格・高性能なカメラがあります。
一見すごい写真が撮れそうですが、アイドルライブのカメコとしてはオーバースペックになります。
100万円近くしますし、予算に余裕があればというくらいで、気軽におすすめ出来るカメラではありません。
その場合は、レンズ(望遠単焦点)にお金を使いましょう。
カメコにおすすめミラーレスカメラ
初心者におすすめカメラとして次の3点を上げます。
初めてカメラ(一眼)を使用するのであれば、カメラのシェア上位メーカーのカメラをおすすめします。
さらに性能の良い上位のカメラはありますが、ここで紹介しているので必要十分なカメラです。
私はEOSR6を使っていますが、今から始めるならEOSR6markⅡがおすすめ。
高額な買い物となりますので、まずはレンタルで試してみることをお勧めします。
2、3日のレンタルならAPEXレンタル、ひと月のレンタル(短期もあり)ならGOOPASSがおすすめです。
おすすめカメラ:EOSR6markⅡ(cannon)
EOSR6markⅡ(cannon)をおすすめする理由として以下のものがあります。
前機種よりもAFシステムや連写性能が向上しています。
Cannonのカメラでライブのカメコをするならおすすめカメラになります。
デメリット
現状のデメリットは、現時点でCannonのレンズしか使用できない点です。
サードパーティー製のレンズが使えないので、必然的にレンズの選択肢が狭まります。
純正レンズとなるため費用がかかります。
ただし、使用用途がカメコが主であれば他のレンズはあまり使わないので気になりません。
おすすめカメラ:α7Ⅳ(Sony)
α7Ⅳ(Sony)をおすすめする理由として以下のものがあります。
先ほどのキャノンのカメラより高画素になります。
また、SonyのカメラはSonyのレンズ以外のサードパーティー製の安目のレンズも使えます。
デメリット
デメリットとしては、連写性能が高くありません。
10コマ/秒なので、ライブのカメコでは少し物足りなさがあるかもしれません。
おすすめカメラ:Z6iii(Nikon)
Z6iiiをおすすめする理由として以下のものがあります。
Z6から3代目になるので、全ての性能が高い次元で構成されています。
デメリット
2024年7月に発売されたばかりなので、上記2機種に比べると10万円ほど高い点がデメリットです。
一つ前世代の機種もおすすめ
上記の3機種前機種(EOSR6、α7Ⅲ、Z6ii)の方が安いので購入するのであれば中古品から始めるのもいいと思います。
カメラを購入する場合は、カメラの専門店で買うことをおすすめします。新品も中古もあります。
精密機器であるので、専門知識を持ったスタッフが管理しているお店の方が安心です。
ライブの環境を考えるとある程度のカメラの性能が必要になります。
カメコ席で使用が許可されているカメラ
使用が可能なカメラとダメなカメラがあります。
スマホやタブレットなどのカメラでの撮影は禁止されています。
基本的には一眼カメラでの撮影となっております。
また、コンパクトデジタルカメラでも撮影は可能です。
カメラの構え方
撮影する時のカメラの構え方によってはトラブルに発展する可能性もあるので注意しましょう。

横撮りの場合は、そこまで気にする必要はありません。
脇を締めて、ブレないように撮影しましょう。
縦撮りの場合に注意が必要(下図参照)となります。


縦撮りの場合に、肘が上になるような構え方は止めましょう(写真赤丸部分が後方席の視界の邪魔になります)。
後ろのカメコの邪魔になり、トラブルになりかねません。
正しくは両肘が下になるような構え方(上図参照)になります。
ライブビューを使った撮影はおすすめ出来ない


ライブビューを使った撮影も、後ろのカメコの邪魔になるのでおすすめはしません。
また、不安定になるため、手振れが起きる可能性がある点も注意です。
コンパクトデジタルカメラはおすすめしない
コンパクトデジタルカメラは、小さくて軽いというのが最大の特徴です。
レンズ内蔵型
レンズ内蔵型であるため、どうしても焦点距離が足りないリスクが大きいです。
小さくてコンパクトであるため、ふとした日常を撮影することにはおすすめのカメラです。
コンパクトデジタルカメラの写真の撮り方
コンパクトデジタルカメラはスマホを横にして撮るようにカメラを両手で掴んで撮ります(上記のライブビュー撮影の感じ)。
そのため、どうしても腕や手が顔の位置に来てしまうので後方のカメコの妨げになります。
満足いく写真も撮れませんし、トラブルにもなりかねませんのでやめておきましょう。
この先もカメコをするのであればレンズ交換式カメラ(ミラーレス一眼カメラ)の選択をおすすめします。
カメラのおすすめメーカー:Cannon・Sony・Nikon
カメラを買うならおすすめのメーカーは、Canon・SONY・Nikonです。
理由は、カメラメーカーとしての実績や使用しているユーザー数が多い点など安心できるからです。
こだわりがあれば好きなメーカーが一番
こだわりがあるのであればNikonやパナソニック、ペンタックスなどが好きな方はお好きなメーカーで始めるのが1番です。
あとは、写真を載せている方やカメコがどのメーカーを使っているかを調べるのもおすすめです。
写り方はメーカーで異なりますので、お好みの写真を撮っている方と同じメーカーにするのもいいと思います。
カメラは購入がいいのかレンタルがいいのか
ここでは購入かレンタルかどちらがおすすめかを紹介します。
初心者の方はまずはレンタルするのがおすすめです。
個人的には最初はボディは購入して、レンズはレンタルがいいかと思います。
最初はレンタルがおすすめ
カメコを始めてやる方や2、3回目くらいの方はカメラのレンタルがおすすめです。
3回くらいレンタルで試してみてからカメラやレンズの購入に移行した方が失敗や後悔するリスクもありません。
購入がおすすめの場合:お金に余裕があれば
まずは購入がおすすめの場合です。
購入される場合は、マップカメラやカメラのキタムラ
などカメラ専門店がおすすめです。
カメコ現場へ行く回数で購入するか考えよう
カメコ現場へ短期間で何度も行く可能性がある場合は購入がおすすめです。
というのも、レンタルの場合1回(約2泊3日)あたり購入費の5~10%のレンタル料がかかります。
レンタル料金の総額が購入金額を上回る可能性が高い場合は、購入の方がお得です。
というのも、カメラは中古で売却することが出来ます。
買っていた方が安く済んだということになるなら買いましょう。
また、最初は数回レンタルで試してみて、この先も使っていくと考えるなら購入を考えてみましょう。
レンタルがおすすめの場合
次にレンタルがおすすめの場合
カメラのレンタルサービスについてはこちらにまとめました。
-
【カメコ席】おすすめのカメラのレンタルサービスを紹介!!初心者ならレンタルがおすすめ
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レンズのみレンタル
カメラ(レンズキット)は買ったけど、レンズまで買う余裕がない場合は、レンズのみのレンタルもおすすめ。
レンズは目的により焦点距離も異なりますし、なにより揃えるとなるとコストがかかります。
その場合は、都度レンズのみのレンタルがおすすめです。
同じレンズを何度もレンタルするようになったら、購入に踏み切りましょう。
カメラをレンタルするなら機材も豊富なAPEXレンタルがおすすめです。
APEXレンタルについてはこちらで詳しく説明しています。一眼カメラを短期間レンタルならAPEXレンタルがおすすめ2022 (heroismlog.com)
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【実体験あり】APEXレンタルの口コミと評判は?実際に使ってわかった魅力と注意点まとめ
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月額で借りられるレンタルサービスもある
月額のサブスクでカメラをレンタル出来るサービスGOOPASSというものもあります。
月に数回カメコの現場がある場合は、ポイントポイントでレンタルするよりもサブスクの方が安く済む場合もあります。
【2023年】月額でカメラをレンタルするならGOOPASS【カメラのサブスク】 - heroismlog
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【2025年】カメラをレンタルするならGOOPASS【カメラのサブスク】
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撮った写真は写真プリントがおすすめ
カメコで写真を撮った後、パソコンで見るだけでもいいですが写真プリントがおすすめです。
ネットプリント注文であれば1枚8円から現像出来ます。
-
【カメコ】写真を撮ったら現像(写真プリント)のすすめ【おすすめネットプリントを紹介】
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カメコおすすめカメラまとめ
ここまで初心者のカメコおすすめカメラや選び方など紹介してきました。
いい機材であればもちろんいい写真が撮れる可能性が高いです。
また、最低限の機材でもいい写真は撮れます。
まずは、体験してみることが一番だと思います。